家事代行サービスのベアーズは8月22日、新サービス「MAUCHI(マウチ)」を正式リリースすると発表した。大型マンションに専門スタッフが常駐し、常駐サービスの「人」・MAUCHIアプリの「IT」・提携サービスの「ネットワーク」を融合して、居住者の生活をサポートする。
マウチは、一部エリアで先行展開してきたサービス。MAUCHIスタッフによる家事代行サービスが10分500円から、短時間かつ低価格で利用できるほか、お風呂の排水溝掃除、うわばき洗い、洗濯物畳みなど、ちょっとした家事サポートが気軽に受けられる。提携する家電レンタル、買物代行、洗濯代行、マンション専用備品の発注などさまざまなライフサポートサービスがアプリを介してシームレスに利用可能だ。
専用アプリは、独自のニーズ調査の仕組みを持ち、ニーズやライフスタイルに合わせて、異なるメニュー構成に進化。マンションコード、住宅コード、子どもやペットの有無といったファミリータイプ等の属性情報のほか、「近隣の小学校の持ち物で必須の物ができた」などの情報も取り込み、必要なタイミングで必要な人にだけメニューを表示し、マンション限定のセールの情報などもプッシュ通知する。利用実績やチャットでの会話内容を蓄積し、機械学習でお客様の好みも把握する。
マンションに「常駐」しているマウチスタッフは、対面でコミュニケーションをとりながらサービスを提供。メニューにない要望でも、サービス領域の枠を設けず可能な限り対応するとしている。
今後は、家電のレンタル・アウトドア用品のレンタル・オモチャのレンタルなど、連携サービスを拡大しているとのこと。2020年中に東京全域、さらには関東の政令指定都市へ展開を予定。将来的には特定のマンションだけではなく、マンションをハブとしてその近隣エリアの戸建住宅へのサービス展開も目指す。
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