仮想通貨取引所を手がけるディーカレットは8月21日、取引以外の仮想通貨サービス展開の第一弾として、仮想通貨の「電子マネーチャージ」サービスを開始した。
DeCurretアプリから対象ブランド(au WALLET、楽天Edy、nanacoギフト)を選び、チャージ額を入力するだけで、保有する仮想通貨を電子マネーにチャージできるようになる。また、複数の仮想通貨を組み合わせてチャージできるなど、保有する資産に合わせて利用可能。
同社のベーシックアカウントのウォレットに保管されている仮想通貨を法定通貨に交換(ディーカレットの所定レートを使用)し、ユーザーの電子マネーにチャージする。ギフトIDとして取得することも可能。なお、交換時はスプレッドを含む手数料が発生する。
さらに、レバレッジ取引の提供を開始(証拠金を担保として最大4倍の金額までの取引が可能)。高速エンジンによる大量の約定処理、ロスカット自動発動など、相場変動によるリスクに備えた機能を搭載している。
また、取り扱う仮想通貨にイーサリアムが追加され、現物取引・レバレッジ取引ともに5種類(ビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、ライトコイン、リップル)の仮想通貨の取引が可能となった。
同社は2018年1月にIIJのほか野村ホールディングス、東日本旅客鉄道(JR東日本)、三井住友銀行など合計18社が協同で出資して設立した企業。IIJが35%の株式を保有しており、ディーカレットを持分法適用会社としている。
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