バンナム、パシフィコ横浜で「シャニマス」イベントを実施--ゲーム新情報を公開 - (page 2)

 イベントは昼と夜の2回公演で、作中に登場する5ユニットのうち、昼公演はイルミネーションスターズとアンティーカ、夜公演に放課後クライマックスガールズとアルストロメリア、そして両公演にストレイライトのキャスト陣が出演した。

 本稿で記載するのは夜公演で、出演したのは放課後クライマックスガールズの河野ひよりさん(小宮果穂役)、白石晴香さん(園田智代子役)、永井真里子(西城樹里役)、丸岡和佳奈(杜野凛世役)、涼本あきほさん(有栖川夏葉役)、アルストロメリアの黒木ほの香さん(大崎甘奈役)、前川涼子さん(大崎甜花役)、芝崎典子さん(桑山千雪役)、ストレイライトの田中有紀さん(芹沢あさひ役)、幸村恵理さん(黛冬優子役)、北原沙弥香さん(和泉愛依役)の11人。会場にはファンである“プロデューサーさん”が詰めかけたほか、全国各地の映画館でライブビューイングも行われた。

 キャスト陣は、おそろいの新衣装であるイノセントセーラーをまとって登場。「私たち、シャイニーカラーズです!」の掛け声とともに、テーマソングである「Spread the Wings!!」を披露した。

「Spread the Wings!!」
「Spread the Wings!!」

 トークパートの冒頭では、アソビストアで配信されているウェブラジオ「アイドルマスター シャイニーカラーズ はばたきラジオステーション」(シャニラジ)の公開録音コーナー。ストレイライトがシャニラジで行っているコーナーにちなみ、キャスト陣の悩みを3人が決断する「アイドルの決断代行!」が行われた。

公開録音の企画コーナー
公開録音の企画コーナー

 アルストロメリアのお悩みは「食べ物、飲み物がうまく口に運べません」というもので、黒木さんはおにぎり、前川さんはお水に関する“うまく口に運べない”エピソードや、芝崎さんは、ペットボトルのふたが空けられずに困ったときの逸話が飛び出していた。また放課後クライマックスガールズのお悩みは「SNS映えする写真をどう撮ればいいですか」となっており、それぞれの悩みにストレイライトが解決方法を提示していた。

 もうひとつは、アルストロメリアと放課後クライマックスガールズのコーナーを組み合わせ、みんなが幸福になるような校則をユニットごとに考える「幸福生徒会~全校集会~」。その校則を実演するステージも行われた。なお、公開録音の模様は8月27日に配信予定となっており、どのようなものとなっていたかは、配信までのお楽しみとなっている。ちなみに、キャスト陣の机には前述したグッツのひとつである公式ダイカットクッションが置かれており、それぞれが手にしたりなでたりという光景が見られるなか、芝崎さんがトークコーナー中は常に左腕で千雪さんクッション抱えるようにしていたのが個人的には印象的だったことは付記しておきたい。

 ミニドラマ「しゃにますミニ劇場~私たちの夏休み~」では、アイドルたちが合宿に向かうまでの光景が展開され、その後は、キャスト陣が静岡県にある離島の初島でロケを行った映像を上映。そして、昼公演のキャスト陣が同様に初島で行ったロケ映像をもとにしたVTRクイズコーナーも実施された。

ミニドラマ「しゃにますミニ劇場~私たちの夏休み~」
ミニドラマ「しゃにますミニ劇場~私たちの夏休み~」

 回答チームはユニットの枠を超えた2人1組となり、黒木さんと白石さんによる「今どき女子」、永井さんと前川さんによる「ゲーマー」、河野さんと芝崎さんによる「大人と子供」、丸岡さんと涼本さんによる「バクライ」。両方のロケに参加したストレイライトの3人はMCとして進行と正解を判定した。

 ストレイライトの3人が公園で写真を撮ったときのポーズや、イルミネーションスターズがアンティーカから情報を聞き出す方法、近藤玲奈さん(イルミネーションスターズの風野灯織役)による、ホタテとバター醤油の相性の良さについての独特な表現などといった問題が出され、さまざまな“迷回答”が続出。正解を当てるというよりもアピール合戦に近いものとなったなか、今どき女子が優勝となった。

VTRクイズコーナー
VTRクイズコーナー

 ライブパートに入る前では、ストレイライトがステージに残りミニトークも展開。もともとストレイライトが、初期からではなく新ユニットとして追加登場したこともあってか、CDの発売記念イベントに出演したことはあるものの、より大きな会場で出演できたこと、さらに初めて全員共通の衣装で出られたことの喜びを語っていた。また、そのイノセントセーラーではキャスト陣がベレー帽を着用しているのだが、夜の部では幸村さんだけが、冬優子をイメージした髪型の都合で着用できなかったことを悔しがる場面も。一方でそんな髪型を2人が褒めるという、仲の良さを感じさせる一幕もあった。

 ライブパートでは、それそれユニットごとにあわせた衣装を着用し、ユニット楽曲を披露。トップバッターはアルストロメリアで、かわいらしさ全開といえるような「ハピリリ」を歌ったのに続き、まだCDが発売されていない「Bloomy!」をフルバージョンで初披露。さわやかさを感じさせる曲調の中でも、自分らしく進んでいくというメッセージを込めて伝えるように、そして“2年目のアルストロメリア”の姿を表現するように歌い上げていた。

アルストロメリアによるステージ
アルストロメリアによるステージ

 続いて登場した放課後クライマックスガールズは、“タオル曲”でもある「太陽キッス」で場内のプロデューサーさんと一体感を演出。さらに「ビーチブレイバー」では場内が一体となったコールも多く、夏らしい熱く盛り上がったステージとなった。

放課後クライマックスガールズによるステージ
放課後クライマックスガールズによるステージ

 そしてストレイライトが、この日ステージでは初披露となった「Wandering Dream chaser」を熱唱。カッコよさ全開で圧巻と言えるほどの歌声とパフォーマンスで魅了。昼の部でも披露していたとのことだが、夜の部で歌い終わった後には大きな拍手とざわつきも起き、これまでの4ユニットに加わった新しい色としての存在感を強く出していた。

ストレイライトによるステージ
ストレイライトによるステージ

 終盤は11人が登場し、Vの字によるフォーメーションが印象的な「Ambitious Eve」や、名残惜しさを感じさせるような「いつか Shiny Days」を披露。終わりのあいさつのなかでは、キャスト陣から次々に感謝の言葉とともに、楽しかったという言葉が聞かれていた。大型のライブイベントとは一味違う、さまざまな企画も交えたトークとライブで、キャスト陣とプロデューサーさんの距離感を近づける、そしてより一体感を感じられるイベントと感じられた次第だ。

「Ambitious Eve」
「Ambitious Eve」
「いつか Shiny Days」
「いつか Shiny Days」

(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

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