ノートPCを持ち歩き、仕事をしようと出先のカフェや共用ワークスペースなどで広げても、周囲の目が気になって集中して作業できない。そこで、超小型キュービクルを持ち運ぶ感覚のノートPC用ケース「Alcove」を以前取り上げた。
今回は、Alcoveと同様の機能を備えつつ、より多目的に使えるバッグ「Moose」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Mooseは、バックパックとして背負えるほか、縦長または横長にして持ったり、ショルダーバッグとして肩掛けしたりできる、状況に合わせて持ち方を変えられるバッグ。サイズは17.5×12.5×6インチ(約44×32×15cm)で、日常的な荷物の持ち運びのほか、短い旅行にも便利だろう。もちろん、手荷物として機内持ち込みできる。
最大の特徴は、背面を開けると小物入れを兼ねた左右のボードが大きく広がり、作業用の空間を作れること。中央のコンパートメントから出したノートPCを置けば、すぐに作業を始められる。コンパートメントには、最大15.6インチのノートPCが入るという。
左右のボードにはペンや小物を入れておけるポケットが設けられていて、手を伸ばせばすぐに届く。スマートフォンを入れるポケットは透明で、そのまま画面を見たり、タッチ操作したりできる。
表側にはさまざまな荷物が入る。カメラ用の仕切りをセットすれば、カメラバッグとしても使いやすいサイズだ。背面のスリーブを開くと、キャリアやキャスター付きスーツケースのハンドルに装着可能。
表面の布とファスナーは防水で、雨の日なども心配ない。さらに、ナイフで簡単には切れないため、防犯性も高い。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間9月9日まで。記事執筆時点(日本時間8月16日15時)でキャンペーン期間は23日残っているが、すでに目標金額1万ドル(約106万円)の17倍を上回る約17万2000ドル(約1825万円)の資金を集めている。
Mooseの紹介ビデオ(出典:Kickstarter)
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