Donald Trump米大統領は米国時間8月1日、さらに3000億ドル(約32兆円)相当の中国製品に9月1日から10%の追加関税を課す計画を発表した。Trump大統領はツイートの中で、すでに25%の関税をかけている2500億ドル(約27兆円)相当の中国製品はこの中に含まれないと述べている。
多くのテクノロジー企業が中国で生産された部品を利用していることから、関税の引き上げは、家庭用ゲーム機や「iPhone」、ノートPCの値上げにつながる可能性がある。
Trump大統領は、「われわれは3カ月前に中国と合意に達したと考えていたが、残念なことに、中国は署名を前にこの取り引きについて再交渉することを決めた。もっと最近になって中国は、米国から大量の農産品を購入することに合意したが、それを実行しなかった」とツイートした。
これに先立ち、米代表団は今週、米中が6月のG20大阪サミットで貿易戦争の一時休戦に合意して以降初めて、中国の貿易当局者らと協議した。中国はG20大阪サミットの場で、米国産農産物の輸入拡大を約束していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス