SALON LAB スマートアナライザーは、世界で先駆けて日本で展開される。その理由について後藤氏は、「日本は米国に続いて2番目に大きい市場。世界でもヘアサロンがたくさんあるが、日本は質が高い。見る目が特に厳しいので、日本で成功すると世界でも成功するだろうという方程式がある。消費者の評価は、世界にとってもベンチマークになる。また、ビューティのトレンドも日本は早く、デジタルも早い」と説明した。
58人の美容師をプロジェクトに迎え、デザインや操作性を高めた。また、2137本の毛束テストと3万人髪のプロファイルで精度を追求した。なお、現在は日本人の髪のみに対応しているという。
また、収集した髪のデータはビックデータとして蓄積し、より精度の高いヘアケアの提案に生かすとしている。
先行導入店舗は、プログレス中野店(東京都中野区)、NORA(東京都港区)、NORA Journey(東京都渋谷区)、KORD TOKYO(東京都渋谷区)、シャウルデッサン北堀江店(大阪市西区)、ROSE/Blanc/LIV OSAKA/Noir/rise(大阪市北区)の7店舗。ほか、名古屋で2店舗を予定している。
ヘンケルは、ドイツのデュッセルドルフに本社を置く企業だ。1876年に設立され、140年以上の歴史を持つ。接着技術、ビューティケア、ランドリー&ホームケアの3分野を柱としている。
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