パナソニックは5月28日、モバイルパソコン「レッツノート」の19年夏モデルを6月14日から順次発売すると発表した。
ラインアップは、個人店頭向けとして、14型モデルの「LV8」(市場想定価格:24万円~)、12.1型モデルの「SV8」(同:24万5000円~)、12型モデルの「XZ6」(同:27万5000円~)、10.1型モデルの「RZ8(同:24万円~)」といった4シリーズ、法人向けは「LV8」と「SV8」の2シリーズだ。
個人向けモデルでは、LV8に第8世代の最新インテル Core iプロセッサーを搭載。SV8にはシルバー&ブラックの「EURO DRESS MODEL」を用意する。
法人向けモデルでは、LV8とSV8限定で、PCのカメラで「こころと身体の元気度」を見える化するサービス「きもちスキャン」が利用できる。法人向けの働き方改革支援サービスの追加オプションとして利用できるサービスだ。
レッツノートのフロントカメラが撮影した顔画像から、脈拍レベルの変動を推定してこころと身体の元気度を測定するというもの。毎朝測定することで、自分がどういう状態にあるかを数値で見られる。測定時間は2分程度かかる。同社独自の「非接触バイタルセンシング技術」(撮像画像に含まれるノイズ技術)を応用している。カメラモジュールとシステムの組み合わせにチューニングが必要になるため、過去モデルなどは未対応という。
レッツノートは、1996年の発売以来「軽量」「長時間」「頑丈(タフ)」「高性能」というコンセプトのもと、開発・進化を続け、ビジネス用モバイルPCとして高い評価を得ているという。
同社によると近年、社会全体において「働き方改革」の推進が提唱され、仕事の場所や時間をフレキシブルに使えるモバイルPCへの注目が高まっている。
そのような時代背景に合わせ、2018年には、それまでデスクトップPCで行っていた作業も行える「高速・高性能でコンパクトなモバイルPC」として、高性能なクアッドコアCPUの性能をフルに引き出すことを可能にした、12.1型のSVシリーズ、14型のLVシリーズを個人向けおよび、法人向けに発売した。
今回の夏モデルでは、個人向けのLV8シリーズにもSV8と同じ第8世代インテル Core iプロセッサーを搭載。また、法人向けとして、第8世代の最新インテル Core vProプロセッサーを搭載したモデルを投入している。
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