ゲームや音楽事業を展開しているMAGES.は7月26日、マネジメント・バイアウト(MBO)により、親会社であるドワンゴから独立したことを発表した。MAGES.の代表取締役である志倉千代丸氏が経営するCHIYOMARU STUDIOが、ドワンゴの保有しているMAGES.の全株式を7月12日付で買い取ったとしている。
MAGES.は「STEINS;GATE」(シュタインズゲート)をはじめとする科学アドベンチャーシリーズや、恋愛アドベンチャーゲーム「メモリーズオフ」シリーズといったゲーム開発のほか、音楽事業などを手掛けている企業。2013年にドワンゴが100%子会社化していた。
MBO後はKADOKAWAの連結子会社ではなくなるが、KADOKAWAグループとは引き続き良好な関係を継続するとしている。またMBOにあわせて、今後はゲームや音楽などで使われていた事業ブランド「5pb.」を、順次「MAGES.」に統一していくという。
独立について同社では、環境変化が激しいエンタテインメント市場のなかで、志倉千代丸氏を中心としてよりスピーディーで柔軟な経営判断を行っていくとともに、これまで積み重ねてきた経験やクリエイティブノウハウなどを活用し、新規事業を含めた新しい価値の創造をしていくとしている。
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