Netflixはインドで現地時間7月24日、会員を増やすために大胆な計画を実行に移した。具体的には、インド市場向けにカスタマイズされた低料金のモバイル専用サブスクリプションプランの提供を開始した。同社はこの計画を先週発表していた。
料金は月額199ルピー(約310円)。一度に1台のスマートフォンやタブレットで標準解像度(480ピクセル)のコンテンツをストリーミング視聴できる。
Netflixのプロダクトイノベーション担当ディレクターのAjay Arora氏は、「インドの会員は、世界中のほかのどの場所の会員よりも多くのコンテンツをモバイルデバイスで視聴する。彼らはNetflixの番組や映画をダウンロードするのが大好きだ」と述べた。
Netflixは、インド人がスマートフォン使用時間の30%、モバイルデータの70%以上をエンターテインメントに費やすとする調査結果を紹介した。新しいプランに加えて、「聖なるゲーム」「デュオ」「マイティー・リトル・ビームのぼうけん」などのインド製コンテンツにも投資している(今後、さらに多くのインド製コンテンツが登場する予定だ)。
Netflixは、第2四半期に全世界の有料会員数が283万人増加して9146万人に達したことを先週発表したが、この新規会員数は同社が期待していた470万人よりも少なかった。同社は、第3四半期に全世界で620万人の新規会員を獲得したい考えだ。
現在のところこのプランをほかの地域で提供する予定はないと、Netflixの広報担当者は電子メールで述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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