消費者は、以前のようにこぞってスマートフォンを購入しなくなっている。調査会社Gartnerが米国時間7月17日に発表したレポートによると、2019年のスマートフォンの世界出荷台数は、前年から6800万台(3.8%)減少すると推定されるという。
レポートでは需要低下の原因として、消費者がこれまでよりも長い期間端末を使い続けるようになっていること、また、エクスペリエンスの劇的な変化を求めていることが挙げられている。PC、タブレット、スマートフォンを含む端末全体の世界出荷台数は、2019年に7400万台減少する見込みだ。
一方、eMarketerなどは、2020年までにモバイル機器の平均利用時間の伸びが減速すると予測している。
「スマートフォンが、これまでと大きく異なる機能、効率、またはエクスペリエンスを提供しないならば、ユーザーは買い替えをせず、その結果、スマートフォンの使用期間は長くなる」とGartnerの調査ディレクターを務めるRanjit Atwal氏は声明で述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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