A.L.I.テクノロジーズは7月10日、ヤンマーとコニカミノルタが出資するファームアイと連携し、農業センシングに関するドローンソリューションの提供に取り組むと発表した。
農業向けドローンサービス市場は、2024年には760億円まで拡大することが見込まれているという。A.L.I.はこの農業向け市場に対し、ファームアイと連携して参入。ドローンソリューションを手掛けてきたA.L.I.のノウハウや操縦士ネットワークと、ファームアイが持つ農業向けセンシング・画像解析技術を組み合わせ、ソリューションを提供する。
また、A.L.I.は同日、ドローンソリューションの提供拡大に備え、ドローン操縦士100人を募集すると発表した。
同社では現在、全国2000人規模の操縦士を有するが、ドローン操縦以外の業務と兼業している操縦士が多く、今後の業務拡大にはさらなる操縦士の確保が不可欠だという。また、将来ドローンの自動化が進んだ際にも、飛行時の安全管理者として活用することも狙いの一つとなっている。A.L.I.は今回の操縦士募集により、操縦士が必要なドローンソリューションを、全国でより広く提供するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」