アマゾンジャパンは、7月24日よりKindle電子書籍リーダーの最上位機種「Kindle Oasis」の最新版を発売する。
アマゾンジャパンは新・Kindle Oasisの発売に先駆け、「Kindleとこれから始まる夏のプチトリップへ」とテーマを設定し、大磯プリンスホテルで体験説明会を開催した。
アマゾンジャパン Amazonデバイス事業本部 Kindle,Fire Tablet,Accessories事業部 事業部長の清水文弥氏は、「新商品は、会議室で説明をするのが通常のやり方。今回のKindle Oasisは最上位機種で、ゆったりとした非日常の空間で手に取って体験してほしい。大磯プリンスのコンセプトも、“日常から解放された ゆらぎの旅へ”。両社のコンセプトがマッチした場所がこの大磯プリンス。協力として場を設けた」と説明した。
新しいKindle Oasisは、防水機能(IPX8等級)に加え、最新のe-ink技術と色調調節ライトを採用した300ppiの高解像度7インチPaperwhiteディスプレイを搭載している。
スクリーンの色調を明るいホワイトから暖かみのあるアンバーへ変更できる色調調節ライトを備え、場所の明るさや暗さに関わらず、さまざまな環境で利用できる。色調調節ライトは、時間設定機能を利用すれば日の出や日の入りの時刻にあわせて自動的に調整することも可能だ。
Kindle Oasisの価格は広告付きの8GBモデルが2万9980円(税込)、32GBモデルが3万2980円(税込)。+2000円で広告なしモデルになる。このほか、Wi-Fi+4Gモデルが用意されており、4万980円(税込)。
Kindleシリーズは、Kindle Oasisのほかに、ベーシックな6インチAmazonディスプレイを搭載した4GBの「Kindle」(8980円~)と防水機能を備えた「Kindle Paperwhite」(1万3980円~)がラインアップする。
いずれも、紙の本にはない文字タイプやサイズ、太さの変更、ハイライトや辞書・翻訳機能を備え、ウィキペディア検索もできる。文庫本程度の重さながら、書籍なら数千冊を保存でき、数週間持つ長時間バッテリーも特徴の一つだ。
Kindle Oasisについて、「紙の本を読んでいるかのようなディスプレイ。防水機能を備え、お風呂やプールサイドでも気兼ねなく使える。変わった形をしているが、人間工学に基づいて設計され、手に持ったときにしっくりくるデザイン。フル充電してしまえば6週間ぐらい持つ。ちょっとした旅行なら充電器を持って行く必要がない」(清水氏)と説明した。
Kindle Oasisのターゲットは「読むことを突き詰めたデバイス。非常に読書が好きなヘビーリーダーが購入するのではないかと思っている」(清水氏)とコメントした。
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