バンダイナムコアミューズメントは6月20日、池袋・サンシャインシティ ワールドインポートマートビル3階に新設するエンターテインメント施設「MAZARIA」(マザリア)について、7月12日にオープンすると発表。施設概要や設置アクティビティなどを公開した。
MAZARIAは、アニメやゲームのキャラクターたちと現実世界の人間が、互いに楽しく遊べる場所を目指して、三次元と二次元の世界をつなぐ狭間の世界をコンセプトとした“アニメとゲームに入る場所”をうたう施設。施設内を4つのコンセプトエリアにわけ、アニメやゲームの中に自身が入り込むような没入感を、アクティビティ体験中だけではなく、内装やBGMなど空間全体で演出する。
VRエンタメ施設「VR ZONE」で従来設置しているアクティビティに加え、施設オープンに合わせて4つのアクティビティを開発したという。最新のVRデバイス「Oculus Quest」を使った「アスレチックVR PAC-MAN CHALLENGE」(パックマンチャレンジ)では、オフィシャルテーマ曲は、Ken Ishiiさんによる描き下ろし楽曲「The World of PAC-MAN」(Official Theme Song for PAC-MAN CHALLENGE)を採用。和太鼓リズムゲーム「太鼓の達人」をテーマにした「太鼓の達人 VRだドン!」や、ホラーテイストの新作VRアクティビティ「ゾンビサバイバルゲーム ハード・コール」、パックマンやゴーストがカルーセルとなっている「パックマンゴーラウンド」が注目どころとなっている。
グリーンバックといった専用撮影環境を使用せずにVRアクティビティの映像との人物合成をリアルタイムで出力できる独自の新技術「マザッター」を、バンダイナムコアミューズメントラボと共同で開発。VR体験の内容や楽しさをわかりやすく表現することができるようになったという。
施設では世界観をより楽しめる軽食や、オリジナルグッズを販売する飲食物販エリアも併設。また館内中央の階段を使って、MAZARIAと2階にあるナンジャタウンの行き来が可能となる。なお、ナンジャタウンのアトラクションを利用する場合は、別途料金が必要。
MAZARIAでは、遊び放題となるフリーパスチケットを導入。施設オープンを記念し、11月4日までは期間限定で、割引価格で販売する。大人MAZARIAパスポート(13歳以上)は 通常価格4500円、オープン記念価格4200円、子どもMAZARIAパスポート(7歳~12歳)は通常価格2900円、オープン記念価格2700円。なおドラゴンクエストVR、アスレチックVR PAC-MAN CHALLENGEは、パスポートでは体験できず、別途専用チケットが必要。ドラゴンクエストVRは3200円、アスレチックVR PAC-MAN CHALLENGEは2000円(パスポート購入の場合は500円)。
設置されるアクティビティは、FESTIVAL ZONEエリアに「パックマンゴーラウンド」「アスレチックVR PACMAN CHALLENGE」「巨大風船爆発ルーム パニックキューブ」「太鼓の達人 VRだドン!」「マリオカート アーケードグランプリVR」、ADVENTURE ZONEエリアに「急滑降体感機 スキーロデオ」「極限度胸試し ハネチャリ」「釣りVR GIJIESTA」「ドラゴンクエストVR」「VR-ATシミュレーター 装甲騎兵ボトムズ バトリング野郎」「冒険川下りVR ラピッドリバー」、PANIC ZONEエリアに「恐竜サバイバル体験 絶望ジャングル」「極限度胸試し 高所恐怖SHOW」「ゾンビサバイバルゲーム ハード・コール」「ホラー実体験室 脱出病棟Ω(オメガ)」、SF ZONEエリアに「エヴァンゲリオンVR THE魂の座:暴走」「ガンダムVR ダイバ強襲」「ガンダムユニコーンVR 激突・ダイバ上空」「ゴジラVR」「大量破壊VRシューティング ギャラガフィーバー」となっている。
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