中国のEコマース大手Alibabaは、AudiおよびRenault、本田技研工業(ホンダ)がAlibabaの自動車向け音声アシスタント機能「Tmall Genie Auto」を採用すると発表した。
Tmall Genie Autoは、アリババが独自仕様のスマートスピーカー「Tmall Genie X1(天猫精霊X1)」などで提供している音声アシスタントの車載版。ホンダら3社は、中国で販売するインターネット接続対応自動車の一部モデルにTmall Genie Autoを搭載する。たとえば、Renaultは2019年後半に「Renault City K-ZE Tmall Genie Edition」を発売する計画。
コネクテッドカーがTmall Genie Autoに対応することで、レストランの検索、映画チケットの購入、出前の注文といった操作が、運転中に音声で実行可能となる。Alibabaは、Tmall Genie対応スマートホーム機器の操作も社内から実行できるようにするとしている。
なお、Tmall Genie Autoは、Volvo CarsとBMWも採用を決定済み。
ちなみに、Tmall Genie搭載スマートスピーカーは中国でもっとも売れており、約600ブランドの対応デバイス1億台と連携可能だそうだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス