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機械学習で手術を支援、16歳が最優秀賞--インテル国際学生科学技術フェア

Greg Nichols (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル2019年06月07日 07時00分
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 16歳のエンジニアがインテル国際学生科学技術フェア(ISEF)で最優秀賞を受賞し、7万5000ドル(約810万円)を獲得した。慎重を要する脊椎手術の際に、外科医がより高い精度でネジを留められるように支援する機械学習技術を開発したことが評価された。80カ国で423の関連科学フェアが開催され、1800人以上の若き科学者たちが栄誉と賞を求めて争った。その中で勝利を収めたのが、コロラド州グリーンウッド・ビレッジのKrithik Ramesh君だ。

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 ISEFは、サイエンスサービスを手がける非営利団体Society for Science & the Public(SSP)のプログラムであり、大学進学前の学生を対象とした世界最大の科学フェアである。

 Ramesh君のプロジェクトは、コンピュータービジョンと機械学習を使用して、脊椎手術で最も慎重を要し、最も時間のかかる段階の1つを支援するというもの。Ramesh君の方法では、整形外科医が迅速かつ正確に最適なネジの配置を特定できるように支援することで、手術時間を30分以上短縮できる。テストでは、理学療法の軽減や、従来の医用イメージングに伴う負の効果の減少といった利点も確認された。

 Intelの共同創設者に敬意を表して名付けられた「Gordon E. Moore Award」という賞は賞金が7万5000ドルと最も高額だが、ISEFでは、ほかの10代の科学者たちにも高額の賞金が授与された。

 例えば、カリフォルニア州サンノゼのAllison Jiaさん(17歳)は、次点のプロジェクト2点に贈られる「Intel Foundation Young Scientist Award」を獲得した。賞金は5万ドル(約540万円)。Jiaさんのプロジェクトでは、神経細胞に見られ、アルツハイマー病などの神経変性疾患と関連のあるタンパク質凝集物を研究している。同じ賞のもう1人の受賞者は、ケンタッキー州レキシントンのRachel Seeversさん(17歳)だ。Seeversさんは、クラゲのように動く、エネルギー効率の高い水中推進装置を設計および製造した。

 ミシガン州ノースビルのShriya Reddyさん(15歳)は、メラノーマ病変の発見に対する非侵襲的なアプローチが評価されて、賞金1万ドル(約110万円)の「Craig R. Barrett Award for Innovation」を獲得した。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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