NVIDIAは米国時間5月27日、エッジにおける人工知能(AI)の活用を推進するプラットフォームである「NVIDIA EGX」を発表した。このプラットフォームは同社のAI技術を、Mellanox Technologiesのセキュリティおよび、ストレージ、ネットワーキングの技術と組み合わせたものだ。同プラットフォームのソフトウェアスタックである「NVIDIA Edge Stack」は視覚や音声、アナリティクスのようなリアルタイムのAIサービスに最適化されているだけでなく、コンテナオーケストレーションツール「Kubernetes」向けの「Red Hat OpenShift」に最適化されている。
NVIDIAによると、EGXは「NVIDIA Jetson Nano」開発者キットから、1万TOPS(1秒あたり1京回の演算処理)以上を実現できる「NVIDIA T4」サーバーのフルラック構成に至るまで、AIのワークロードが求めるコンピュート能力に応じたスケーラビリティーを追求した製品だという。
EGXサーバーは、AtosやCisco Systems、Dell EMC、富士通、Hewlett Packard Enterprise(HPE)、Inspur、Lenovoといった世界規模のエンタープライズコンピューティングプロバイダーから入手可能だ。また、AcerやCloudian、Super Micro Computer、Wiwynnといった主要なサーバーメーカーやIoTシステムメーカーからもEGXシステムを入手できる。なおNVIDIA Edge Stackは、MicrosoftやAmazon Web Services(AWS)のIoTソリューションとの接続が可能だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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