Microsoftが「PowerToys」プロジェクトを再始動し、オープンソース化することを明らかにした。PowerToysは「Windows 95」の時代から提供されていたユーティリティー群であり、「Windows」のユーザーインターフェースを変更できる人気の「Tweak UI」をはじめとして、パワーユーザー向けの10以上のツールを含んでいた。
同社は2019年夏にGitHubを通じて、PowerToysのプレビュー版とともに、ソースコードをMITライセンスの下で提供する計画だ。また、3月にも「Windows 電卓」アプリをオープンソース化している。
この取り組みにより、「Windows XP」を最後に提供が終了した一連のユーティリティーが、「Windows 10」向けのPowerToysとして日の目を見ることになりそうだ。
Microsoftは現在、2つのユーティリティーに取り組んでいる。1つ目は「MTND」(Maximize To New Desktop)ウィジェットだ。このユーティリティーは、ユーザーがマウスカーソルをウィンドウ上の最大化ボタンや元のサイズに戻すボタンの上に移動させた際にポップアップボタンが表示され、それを選択することで該当ウィンドウを新たなデスクトップ上で最大化表示できるようにするものだ。
2つ目のユーティリティーは、Windowsキーのショートカットガイドだ。これは、ユーザーがWindowsキーを1秒以上押下した際に、デスクトップの状況に応じて利用可能なショートカットキーを表示するというものだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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