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MS、バーチャルアシスタントの利便性を高める新しい「会話エンジン」を披露

Mary Jo Foley (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部2019年05月07日 11時25分
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 2018年のSemantic Machines買収で獲得したテクノロジーの活用計画について、Microsoftの関係者はこれまで多くを語ってこなかったが、米国時間5月6日に開幕した「Build 2019」において、Microsoftは最新の会話テクノロジー計画を披露している。

 MicrosoftはBuildで、「Cortana」を使用する音声でのカレンダー管理をより自然で高性能なものにする仕組みを披露している。これは、同カンファレンスで人々を最も驚かせるデモの1つかもしれない。Microsoftは、Semantic Machinesのマルチターン(会話の往復)技術関連の進歩やMicrosoft Researchの取り組みの成果により、新しい種類のマルチターン、マルチドメイン、およびマルチエージェントの体験が可能になる仕組みを説明すると約束している。

 Microsoftは、新しい会話型エンジンをCortanaに統合すること、そして、「Microsoft Bot Framework」やそのほかの「Azure」サービスを通して、サードパーティーの開発者がこのテクノロジーを利用できるようにすることを計画している。

 Microsoftの幹部によると、現時点では、バーチャルエージェントは実際にスキルを組み合わせたり、ある対話のコンテキストを次の対話の文脈に反映させたりすることはできないという。つまり、ユーザーが「Cortana、今日の天気を教えて」と言った後に「来週は」と尋ねても、Cortanaは省略された文脈と指示を理解しないので、自然な対話を続けて、適切な応答を提供することはできない。

 Microsoft関係者は、すべての組織が現在独自のウェブサイトやアプリを持っているのと同じように、将来のある時点で、独自の文脈を持つ独自のエージェントを持つようになるだろう、と述べた。そして、これらのユニークなエージェントはシームレスに相互運用できるようになる。

 MicrosoftがSemantic Machinesを買収したとき、関係者は同社のテクノロジーについて、チャットボットとCortanaの両方で全二重音声検知技術の進歩に役立つだろうと述べた。Microsoftも中国向け「Xiaoice」チャットボットの一環として、人間のように口頭で会話できるようにする全二重音声検知技術に取り組んできた。

 MicrosoftはBuildで、Bot Frameworkの新たな追加機能も発表する予定だ。これらの機能を利用すると、開発者はユーザーとのより複雑な対話を処理したり、より自然な言語での対話をサポートしたりできる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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