パナソニックは4月23日、BDレコーダー「ディーガ」にスマホアプリと連動することで、番組選択や宅外視聴がより便利になる新モデル5機種を発表した。全自動録画機能を備えた「DMR-UBX8060/UBX4060/BRX2060」と、ダブルチューナーモデルの「DMR-BRW1060/BRW560」をラインアップする。発売は5月17日。
ディーガは、スマホで撮った写真や動画、CDの音源をHDDに保存し、スマートフォンや自宅のテレビから見られる「おうちクラウドディーガ」機能を採用。新モデルでは、複数のディーガに写真を同時送信したり、スマホの操作で写真をテレビに表示するなど、使用頻度の高い写真、録画機能を中心に進化を遂げている。
おうちクラウドディーガとともに、進化したのが専用スマホアプリ「どこでもディーガ」だ。パナソニックでは、デジタルレコーダーユーザーのうち、全自動録画モデル利用者の約90%がアプリを利用しているという調査結果に着目。番組チェックや検索、さらに宅外視聴まで、スマホアプリを活用することで、より番組を楽しめる環境づくりを目指す。
番組表から番組を選び、テレビで再生するまで、アプリから操作できるほか、再生コントロールもアプリ上から可能。リモコンでの操作に比べ、ストレスなく番組表をスクロールできるほか、番組表からテレビに一発再生可能といった、スマホならではの使い勝手の良さを提供する。
専用アプリの累計ダウンロード数は現在約34万。2018年6月のテレビCMや動画配信の投下以降、順調に増えているという。写真や音楽といった、おうちクラウドディーガならではの使用も、2018年5月に比べ12月には倍程度まで使用率が増えている。パナソニックでは、ディーガならではの機能を打ち出すことで、差別化していく考えだ。
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