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「本店はオンラインショップ」--クラフトアイス「HiO ICE CREAM」で100年続くブランド目指す

坂本純子 (編集部)2019年04月19日 12時46分
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 HiOLI(ヒオリ)は4月19日、クラフトアイスクリーム「HiO ICE CREAM (ヒオ アイスクリーム)」を立ち上げ、自由が丘にアイスクリームを製造する工房「Atelier(アトリエ)」とスクープショップ、オンラインショップをオープンした。

 HiOLI 代表取締役社長兼CEOの西尾修平氏は、リクルートやミクシィを経て製菓のスタートアップ企業に参画し、副社長・社長として新ブランドの立ち上げ、海外展開等を推進してきた人物だ。

HiOLI 代表取締役社長兼CEOの西尾修平氏
HiOLI 代表取締役社長兼CEOの西尾修平氏

 自ら50か所を超える生産者のもとへ足を運び、素材が育った環境や製法を学んで、舌で感じ選んだ素材を直接買い付けている。「パティシエではないが、素材の上質・本質はわかる。自身が使いたいと思うものを使い、顔が見えることを大事にしている。効率よりもおいしさを最優先」(西尾氏)と語る。

 “HiO”は、太陽のように日々の暮らしをやわらかく照らし、笑顔の間にある存在でありたいという想いを込め、お陽様の「陽」とご縁の「輪」から名付けた。

店頭はアイスクリームを試食したり食べたりできる。価格はシングル450円(税別)から
店頭はアイスクリームを試食したり食べたりできる。価格はシングル450円(税別)から

 HiO ICE CREAMは、素材本来の良さを引き出せるよう少量ずつ丁寧に作る。フレーバー(商品)ごとに、食べる季節の気温や湿度によって、どのような硬さ、甘さが良いのかを考慮して製造しているという。

 口の中で溶けるような滑らかな食感を楽しめるよう、空気を含ませながら高速で攪拌し短時間で冷却可能なイタリア製のアイスクリームマシンを採用している。「アイス業界のフェラーリ」とも呼ばれる高価なもので、なるべく手を触れずに済むような工夫を施した。

 クラフトビール、クラフトコーヒー、クラフトチョコレートなど、最近よく耳にする、“クラフト”。素材・生産者・作り方など生産過程のすべてをゼロから見直し、おいしさの追求を最優先に最適化した機械・テクノロジーを活用して小ロット(スモールバッチ)ずつ丁寧に製造するモノづくり全体の大きな動きだ。

 大量生産のニーズには沿わない少量しか採れない良い素材を積極的に使うことができ、素材そのもの良さを最大限に活かしたプロダクトを作れる。


本店はEC、アトリエはショールーム

 東京・自由が丘の駅から徒歩5分、閑静な住宅街に通じる緑道沿いに佇むガラス張りの店が工房アトリエだ。職人が作るアイスクリームのすべての工程を眺められ、食べられる。

 しかし、「ECが本店の扱い。アトリエは価値観を表現する場でショールーム」(西尾氏)と位置付ける。

東京・自由が丘の駅から徒歩5分、閑静な住宅街に通じる緑道沿いに佇むガラス張りの店が工房「Atelier(アトリエ)」
東京・自由が丘の駅から徒歩5分、閑静な住宅街に通じる緑道沿いに佇むガラス張りの店が工房「Atelier(アトリエ)」

 オンラインでは毎月異なるフレーバーをパイントカップ(473ml)で届けるサブスクリプション(定期購入)サービス「Pint Club」(税別・送料込み:2700円~)やミニカップ(同:2800円~)、初回限定のトライアルBOX(同:1800円)などさまざまなBOXを提供している。

 ECを本店とする意図は、コミュニティだ。Pint Clubの利用者には、アトリエで限定フレーバーを提供したりツアーを提供したりすることを考えているという。生産者や消費者、家族や友人などをアイスクリームでつなぐことで「人を幸せにする体験をつくりたい」と語る。

 ブランドミッションとして「MAKE HAPPY ICE CREAM MORE THAN EVER」と掲げ、100年続くアイスクリームブランドとして育てていく。

ガラス越しに作っているところ見られる
ガラス越しに作っているところ見られる
パイントやカップでの販売も
パイントやカップでの販売も

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