自動運転が当たり前にならない限り、自動車の運転中はハンドルから手を放せないし、視線を前方などから外すことも最小限にする必要がある。そのため、車内で各種デバイスを操作する方法としては、音声コマンドが最適だ。そのために利用するスマートフォンは、安全な位置に固定して、同時に充電できるとよい。
そんな要望に合致するスマートフォン車載マウントとして、「Amazon Alexa」およびQi充電対応の「ROBOQI 2.0 Alexa」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
ROBOQI 2.0 Alexaは、自動車のダッシュボードなどに取り付けてスマートフォンを装着できる車載マウント。Bluetoothを介してスマートフォンと通信し、専用アプリから操作できる。そして、内蔵マイクで受けた音声コマンドに応じて、Amazon Alexaの各種スキルを実行する。
2つのマイクでノイズキャンセリングして周辺ノイズから音声を分離するため、騒音の多い走行中の車内でもスムーズにAlexaが利用できるという。音声コマンドで通話への応答、ナビゲーション開始、スケジュール確認、受信メッセージ読み上げなどが可能になる。Alexaの応答音声や音楽などは、BluetoothまたはFM経由でカーオーディオのスピーカーから流せる。
最大15WのQi充電機能を備え、Qi対応のスマートフォンなら装着すればワイヤレス充電できる。Qi充電に非対応の姉妹モデル「ROBOQI 2.0 Alexa Lite」も用意している。
装着と取り外しは容易で、スマートフォンを押し当てるとしっかり固定、少し持ち上げると自動ロック解除され、両手を使う必要がない。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間5月10日まで。記事執筆時点(日本時間4月22日16時)でキャンペーン期間は18日残っているが、すでに目標金額5000ドル(約56万円)を大幅に上回る約7万4150ドル(約830万円)の資金を集めている。
ROBOQI 2.0 Alexaの紹介ビデオ(出典:Kickstarter)
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