中国のスマートフォンメーカーOPPOは現地時間4月10日、上海でフラッグシップブランド「Reno」を発表し、3モデルからなるラインナップを披露した。
第1のモデルはスタンダード版で、6.4インチの有機ELディスプレイ(OLED)と「Snapdragon 710」プロセッサ、2基のリアカメラを搭載する。第2のモデルは10倍ズーム版で、3つ目のカメラ(10倍ズームを実現するためのもの)が追加されているほか、ディスプレイは6.6インチに、プロセッサは「Snapdragon 855」にグレードアップされている。第3の端末は5G対応モデルで、詳細はスイスのチューリッヒで開催される別のイベントで発表されるという。
おそらく、Renoで最も興味深い特色は、16メガピクセルのフロントカメラだろう。このカメラは本体の上部から斜めに飛び出す仕組みになっており、その見た目はまるでサメのひれかくさび形にカットされたブリーチーズのようだ。OPPOは、各メーカーが頭を悩ませているノッチの問題を解決するためにこの仕組みを採用した。フロントカメラを組み込むために設けられているノッチだが、これにより継ぎ目のないディスプレイの美観は損なわれてしまう。そこでOPPOは、自撮りをするとき以外は、カメラを本体の中に隠すことにしたのだ。
本体色は、スタンダード版がティール(緑がかったブルー)、パープル、パールピンク、そしてより重厚感のあるダークグレイッシュブルーの4色、10倍ズームモデルはティールとダークグレイッシュブルーの2色。RAMは複数のオプションが用意され(6~8Gバイト)、ストレージにも2つのオプションがある(128Gバイトと256Gバイト)。中国での価格は、スタンダードモデルが2999元(約4万9500円)から、10倍ズームモデルが3999元(約6万6000円)からだ。中国以外の市場での販売価格は、4月24日にチューリッヒで開催される発売イベントまで正式発表されないという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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