ビジネスチャットツール「Slack」において、4月5日の午前10時半ごろから障害が発生しており、メッセージやファイル送信などが遅延したり、正しく届かない状態となっている。Twitterなどでは「Slackが落ちてる」「Slackの調子が悪い」など、障害に対する投稿が相次いでいる。
【追記:4月5日18時8分】Slackはサービスが復旧したことを発表した。
「Slack」の公式サイト
復旧状況などについて、同社では以下のようにアナウンスしている。
- 11時32分「API呼び出しにも不具合の可能性がある」
- 12時02分「ワークスペースのアップグレードのためのチェックアウトページにも不具合を発見」
- 12時32分「追加情報はないが、これらの機能の復旧に向けて真剣に取り組んでいる。進捗について今後もアップデートしていく」
- 14時11分「機能が正常に戻りつつあるという前向きな兆候はあるものの、まだやるべきことがある。これらの機能について特定の問題が発生している場合は、引き続きfeedback@slack.comまでお知らせいただきたい」
- 15時54分「当社のエンジニアは、システムが正常な状態にあることを確認するために取り組んでいる。それでもSlackの機能に重大な問題がある場合はご連絡いただきたい」
- 17時08分「ご迷惑をおかけして申し訳ない。我々のチームはまだ問題を完全に解決するために働いている。詳細がわかり次第お知らせする」
- 17時51分「問題は修正された。自動的に再接続されない場合は、Ctrl/Cmd+Rでワークスペースを更新してほしい。この問題でご迷惑をお掛けしたことをお詫びする」
4月5日午前11時半時点のSlackのステータス
なお、Slackは多くの企業やビジネスパーソンにとってビジネスインフラとなっている一方で、2017年、2018年と毎年大規模な障害を起こしている。