Twitterアカウントが誤ってロックされると不便だろう。そこで、Twitterに迅速に対応してもらうための手段が提供された。
Twitterは米国時間4月2日、ユーザーが同社の判断にアプリ内から異議を申し立てるための手段を追加したと発表した。これまでは、Twitterのヘルプセンターにあるオンラインフォームによって異議を申し立てなければならなかった。
Twitterは、新しいツールによってユーザーが異議申し立てへの回答を得るまでの時間が、以前よりも60%短縮されると述べた。
Twitterユーザーは、さまざまな理由でアカウントをロックされる可能性がある。同社は、嫌がらせ、なりすまし、児童性的虐待などの不快なコンテンツに対するルールを設けている。
しかしこれまでに、誤ってアカウントをロックしてしまったこともある。
Varietyによると、Twitterは先週末、中絶に反対する映画のTwitterアカウントを一時停止した後に、復旧させたという。「Unplanned」という映画のアカウントは、Twitterのルールに違反する別のアカウントにリンクされていたために一時停止されたと報じられている。
Twitterは、この新機能を発表するツイートで、「Boom headshot! You don't have a chance! I'm going to kill you this time with a knife」(頭をぶち抜くぞ。お前はもう逃げられない。今度はナイフで殺してやる)とツイートしてアカウントをロックされたユーザーの例を挙げた。このユーザーはTwitterに対し、ビデオゲームについて友人とふざけていただけで実際の脅しではなかったとして、異議申し立てを送信したという。
We move quickly to enforce our rules, but sometimes we don’t have the full context and can make mistakes.
— Twitter Safety (@TwitterSafety) 2019年4月2日
To fix that, we added a way for people to appeal our decision in the app and have been able to get back to people 60% faster than before. pic.twitter.com/0BWBnff9lt
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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