ゲオグループのエイシスは、アイテム取り置き管理サービス「トリオキニ」を、3月31日に事業譲受。4月1日から運営を開始した。
トリオキニとは、同人誌即売会やイベントで販売されるアイテムについて、事前に取り置きの受付や依頼を行えるウェブサービス。Twitterアカウントやメールアドレスを登録することで利用が可能。トリオキニを利用することで、アイテムを販売予定の利用者は取り置き希望者をリスト化し、リストと連動したQRコードを活用することでイベント会場での引き渡しをスムーズに行うことができる。購入希望者は、求めているアイテムを確実に手にし、限られたイベント開催時間をより効率的に利用できるという。
同サービスは、個人の開発・運営によって2016年にリリースされ、2月末時点で15万を超えるユーザーが登録。アイテム登録は6万点、取り置きの依頼は10万件を突破しているという。事業譲受にあたり、サービス開始以降運営を手掛けてきたスタッフがエイシスに入社。継続して同サービスの運営に携わるという。
エイシスでは、同人誌をはじめとしたコンテンツのダウンロード販売サイト「DLsite」や、クリエイターの活動を金銭的に支援するサービス「Ci-en」など、創作活動と結びついたウェブサービスを運営。今後トリオキニの安定した運営とサービス充実を図るほか、既存サービスとの連携も検討し、自社サービス全体での利便性向上も目指すとしている。
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