千葉県市川市、LINEによる住民への情報発信に「モビキャスト」を採用

 チャットサポートソリューションなどを提供するモビルスは4月1日、千葉県市川市が実施する、コミュニケーションアプリ「LINE」を通じた住民への情報発信のシステム提供者として採用されたことを発表した。

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左から、モビルス代表取締役社長の石井智宏氏、市川市長の村越祐民氏

 同社のセグメント配信システム「mobiCast(モビキャスト)」を使用し、利用者の個々のニーズに合わせた情報を配信することで、より効果的な情報発信を目指すとしている。具体的には、「市川市LINE公式アカウント(@ichikawa-city)」を通じて、子育て、防災、お知らせ(市政情報)、市川市の魅力などを発信する。

 また、市川市とLINEが進めている「住民票オンライン申請」の実証実験に協力事業者として参画するという。行政手続きのオンライン化を進め、市民が市役所に行く不便を減らすことを目的にしている。市民は案内にしたがって必要事項を入力し、手数料のモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」で支払えるとのこと。

実証実験のイメージ
実証実験のイメージ

 実証実験では、市民の利便性向上や市川市の業務効率化を図るとともに、今後、他の手続きでも応用できるオンライン申請システムの構築を目指すとしている。モビルスは、チャットボットのインフラ構築、今後のアプリの拡張、保守を担うとのこと。

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