スタンフォード大学の研究チームは、音波の反射を利用することで、曲がり角に隠れて見えない物体の形状を認識できる技術の開発に成功した。
この技術は、複数のスピーカーから対象物に向けて音を発し、対象物と壁に反射して戻った音をマイクで拾い、反射音の到達タイミングから対象物の形状を判断する。実際に製作したプロトタイプシステムでは、16個のスピーカーとマイクをそれぞれ直線状に並べて配置して計測した。
音波を利用するこの技術は、レーザー光線を使う同じ目的の既存技術に比べ、遠距離の物体を短いエネルギー照射時間で調べられるうえ、安価な入手しやすい汎用ハードウェアでシステムを作ることが可能だという。
研究の紹介ビデオ(出典:YouTube)
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