LINEは3月28日、同社の取締役CWOである慎ジュンホ氏が、4月1日付けで代表取締役CWOに就任すると発表した。これにより同社は、代表取締役社長CEOの出澤剛氏と慎氏による“2トップ”体制になる。
LINEは、コーポレートミッション「CLOSING THE DISTANCE」のもと、2019年以降をさらなる成長を遂げる「第2創業期」と位置づけており、Fintech、AI、Blockchainといった新たな領域への挑戦している。
創業時から重要視しているService Driven(サービス、事業成長においてカギとなるのは、競合をも圧倒するサービス競争力であるという考え方)と、コアバリューであり「ユーザーを感動させる初めての体験」かつ「思わず友だちに教えたくなるような驚き」を表すWOWを改めて打ち出し、これまで以上にストイックに追求すべく、2月には取締役CSOだった慎氏がCWO(Chief WOW Officer)に就任していた。
今回、世界を視野に入れ、さらに次のステージを目指すため、世界中で多くの利用者がいるコミュニケーションアプリ「LINE」をはじめ、数多くのサービスを生み出し、海外における事業展開もけん引していた慎氏が代表取締役に就任することになったという。
なお、LINEは2014年にも、当時の代表取締役社長CEOだった森川亮氏と、代表取締役COOの出澤氏による2トップ体制にしたことがあり、2015年3月下旬をもって森川氏は退任。その後、出澤氏が社長となった。
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