LINEは3月12日、LINEアプリで加入できる「LINE ほけん」において、保険を他のLINEユーザーに贈ることができる「贈るほけん 地震のおまもり」の提供を3月11日から開始したと発表した。
LINE ほけんは、LINE Financialと損害保険ジャパン日本興亜が共同開発した、LINEアプリ上で損害保険に加入できる保険サービス。今回提供する贈るほけんは、「大切な人を想う気持ちと一緒に、保険を贈る」をコンセプトに、LINEのトーク上でメッセージカードと一緒に保険を贈ることができる。相手がLINE ほけんのユーザー登録を完了している場合、最短約60秒で加入可能だ。
第一弾商品の「贈るほけん 地震のおまもり」は、500円の保険料(保険期間1年間/全国一律)をLINE Payで支払うことで、任意の相手に保険を贈ることができる。加入手続きをした被保険者は、自宅地域で震度6弱以上の地震が観測され、家財が壊れた場合や緊急的に飲料などを購入した場合に被害を申告すると、1万円の保険金をLINE Payアカウントで受け取ることができる。
同社によると、LINE上で保険の購入から加入・保険金の請求・受け取りまでをワンストップで完結できるのは業界初だという。今回の商品は、両社の業務提携に基づき、損害保険ジャパン日本興亜の子会社で少額短期保険業を営むMysuranceが引受・提供している。
なお、LINE FinancialとMysuranceでは、3月11日から4月30日までの「贈るほけん 地震のおまもり」の契約件数に応じた額(1件につき両社合計で500円、1万件分が上限)を、日本財団による大規模災害緊急支援のための「災害復興支援特別基金」に寄付するとしている。
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