FacebookとInstagramは、同SNS上で偽のアカウントや「いいね」、フォロワーを作成して売り込んでいたとして、中国に拠点を置く企業4社と3人の個人を提訴した。
米連邦地方裁判所に起こした訴訟は、これらの企業と個人がFacebookとInstagramの商標とブランドを違法に使用し、米国の知的財産に関する法律に違反したとFacebookは述べている。
Facebookのバイスプレジデントで次席法務顧問のPaul Grewal氏は、「訴訟を起こすことによって、こういった類いの不正行為が容認されないこと、そして当社のプラットフォームの品位を守るためにわれわれは強硬な措置を取るということについて、認識を強固なものにしたいと考えている」とブログ記事で述べた。
Facebookは訴えた企業と個人の名前を明らかにしていないが、同じ企業や個人がApple、Amazon、Google、LinkedIn、Twitterにおいても偽アカウントを販売促進していると述べている。
2016年の米大統領選挙以降、ソーシャルメディア企業は偽情報の拡散を防ぐ取り組みを強化するよう強く迫られている。
米CNETはFacebookにコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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