BMWとDaimlerはドイツで現地時間2月28日、自動運転技術に関する「長期の戦略的協力」の計画を発表した。まず、主に高速道路での運転支援と自動駐車に重点を置いたドライバー支援システムの強化に注力する。これらのシステムを2020年代半ばまでに市場投入することを目指すという。
両社は、当初こそ米自動車技術者協会(SAE)が定める基準でレベル3~4の技術開発から始めるが、いずれはさらに高度な自動運転技術に移行したいと考えている。また、このパートナーシップの中核である拡張可能なアーキテクチャにさらなる利点をもたらしそうな他社との技術提携を模索していくという。ただし、今後も両社は販売面ではライバル関係が続く。
両社が提携を発表するのは、この1週間で今回が2度目となる。22日には、両社のモビリティサービスを統合する計画を明らかにしていた。駐車、マルチモーダルな輸送、電気自動車(EV)の充電といった専門分野に特化した5つのジョイントベンチャーを設立する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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