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書類の山を価値あるデータに--ウォズ氏ら支援のRipcordが取り組むロボット開発

Greg Nichols (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル2019年03月04日 07時45分
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 Appleの共同創業者Steve Wozniak氏とGoogle Venturesが支援するRipcordという企業は、人工知能(AI)と高度な自動化を使って、大規模な記録管理という問題を解決している。データの重要性がこれまでになく高まっている時代において、デジタル化は、退屈で非効率的な手作業による入力という作業から人々を解放する手段を提供する。その作業にロボットを介在させれば、大量の非構造化データである書類の山が、簡単に検索でき、処理しやすい情報となる。

山積みになった紙の資料

 Ripcordの最高技術責任者(CTO)で共同創設者のKevin Hall氏は、次のように語っている。「Ripcordは、顧客のために価値あるデータを迅速に生成するという目的のもと、ロボットによるデジタル化とコンテンツ充実化のパイプラインを構築した。この新しいマシン上のすべてのサブシステムは、スピード、自律性、品質、セキュリティを実現できるように最適化されているので、われわれはこのサービスを、これまでにない規模で提供することができる」

 だが、物理的なメディア上のデータを入力するロボットを制作するのは、容易なことではない。1世紀にわたる技術の発展にもかかわらず、紙の自動処理技術は安定していない。Ripcordのロボットは、帳簿用紙から小さな名刺まで、あらゆる種類の紙を処理し、それらの違いを認識できるように作られているため、印刷されたデータを適切に分類することができる。分類が可能になったのは、文字認識の飛躍的進歩のおかげだろう。その精度は短期間のうちに著しく向上した。

 Ripcordの最新のロボットは、初期世代の前機種よりも小型で、ロボット工学、コンピュータビジョン、AIを組み合わせて、素晴らしいテクノロジスタックを構築している。紙を入れると、ロボットが稼働し、紙検出器、カメラ、レーザー測定を含む50個以上のセンサを使って、メディアのスキャンとデジタル化を実行する。それから情報をクラウドに格納して、分類や分析ができるようにする。

 同社はこれまでに6500万ドル(約72億円)を調達している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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