折りたたみスマートフォンは「Galaxy Fold」だけではない。華為技術(ファーウェイ)が「Huawei Mate X」を発表した。
ファーウェイのコンシューマー製品事業担当最高経営責任者(CEO)を務めるRichard Yu氏は現地時間2月24日、Mobile World Congress(MWC)に先駆けて開いたプレスカンファレンスでMate Xを発表した。
Mate Xは、脚光を浴びているサムスンのGalaxy Foldと同様に折りたたみ可能だが、基本的に異なる構造をしている。Galaxy Foldは、前面のディスプレイに加えて、貝殻のように開くと内側にさらに大きな2つめのディスプレイがある。Mate Xは、前面と背面に画面があり、端末を開くとそれらが結合されて、大きな1つの連続的なディスプレイになる。
Mate Xはさらに、5G接続に対応し、Leicaの技術を搭載するカメラを装備する。
折りたたみスマホは、一般的なスマートフォンの形やデザインを刷新する可能性を秘めており、業界で最もホットな話題の1つである。
Mate Xは2299ユーロ(約29万円)で、2019年中盤に発売される。RAMは8Gバイト、ストレージ容量は512Gバイトとなる。
Yu氏は高額であることを認めているが、内蔵されているイノベーションを指摘した。
Mate Xは、前面画面は6.6インチ、背面画面は6.38インチで、開くと8インチのディスプレイになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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