NTTドコモ、通話相手の発話内容を画面上に文字で表示する「みえる電話」開始

 NTTドコモは2月21日、耳の聞こえづらい契約者向けに、通話相手の発話内容を画面上に文字で表示する「みえる電話」を3月1日から提供すると発表した。

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 みえる電話を利用すると、スマートフォン画面上にリアルタイムで文字表示された内容を確認しながら通話が行えるため、耳の聞こえづらい人でも安心して電話が利用できるようになる。また、同社のネットワーク上で通話音声の認識処理を行うため、通話相手はアプリなどの準備は不要。

 同社によると、2016年10月から提供しているトライアルサービスでは、約2000人が利用し、「ずっと待ち望んでいた夢のようなサービス」「自分ひとりで24時間いつでも電話ができるので助かる」といった声があったという。

 そのほか、多数の意見・要望を踏まえ、今回の提供開始にあたり、専用の電話番号ではなく自身の携帯電話番号での発着信対応や、発信可能な連絡先にフリーダイヤル・ナビダイヤル・特番を追加するなどの機能拡充が行われた。

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 同サービスを利用の際は、事前に申し込みは必要なく、アプリのダウンロードだけで利用可能だ。トライアルサービスは3月14日15時にサービスを終了する。トライアルサービスを利用中のAndroidユーザーは、アプリのアップデートにて、正式サービスが利用できるようになる。

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