AppleとGoldman Sachsが2019年春に、「iPhone」に組み込まれた金銭管理機能と連動するクレジットカードを発行すると報じられている.
The Wall Street Journal(WSJ)は米国時間2月21日、匿名情報筋らの話として、カードは今後数週間のうちに従業員らがテストし、その後2019年内に一般提供される予定だと報じた。2018年5月には、両社が提携して、どちらにとっても新規市場となるこの分野に参入する可能性があると報じられていた。
記事によると、このカードは、Appleの「Wallet」アプリと連携し、予算設定や残高管理ができるものになるという。
Appleは、ユーザーが「Apple Pay」を通じて買い物をするたびにわずかな手数料を得ているが、WSJによると、Appleは自社のカードを発行することで、さらに多くの手数料を手に入れられるという。
このカードは、Mastercardの決済ネットワークを利用するようだ。カード利用者は支払い額の約2%をキャッシュバックされるが、Apple製品の購入に対してはそれ以上の特典が付く可能性がある。
Appleの最高経営責任者(CEO)を務めるTim Cook氏は1月、2019年には同社のサービスを拡大することをほのめかしていた。2018年のホリデーシーズン中のiPhone販売が振るわなかった同社は、新たな収益源を模索している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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