月明かりほどの光でカラー撮影--プラネックス、ネットワークカメラ「CS-QS20」

 プラネックスコミュニケーションズは1月24日、防犯用の監視映像、赤ちゃん・ペットの見守り映像をスマホで簡単に設定できる、かんたんネットワークカメラ「スマカメ」シリーズの新製品として、スマカメ2 ローライトPoE「CS-QS20」を1月下旬に発売すると発表した。市場想定価格は1万4800円(税込)。


 CS-QS20は、ソニー製の高感度CMOSセンサー「IMX323」を搭載し、月明かりほどの光(0.1ルクス)でのカラー撮影が行え、常夜灯環境でも赤ちゃんやペットの見守りに対応できるのが特徴。

 映像に動きがあった場合、microSDカードへの自動録画やスマートフォンに通知を行なう動体検知機能を搭載。動体検知の設定は、最高/高/中/低/オフの5段階の設定が可能。映像の録画は連続録画(常時録画)/動体検知と連動して録画/録画しないから選択できる。

 また、赤外線照射なしで夜間の撮影できるので、ガラス窓越し(ムーンライト機能を使用)に自宅やオフィス周りの夜間監視も可能だという。

 なお、赤外線照明を自動/ON/OFFから選択でき、自動に設定することで周囲が暗くなると自動的に赤外線暗視機能を使用して撮影が行われ、特別な操作を必要とせず、真っ暗な室内や倉庫なども撮影できるようになる。昼間は赤外線をカットするフィルターがかかるため、自然な色で撮影されるという。

 映像圧縮技術として、H.264の約2倍の圧縮率であるH.265を採用。フルHDの高画質映像を低容量で記録できるのも特徴。

 無線LAN(2.4GHz)に加え有線LANによる接続にも対応(排他利用)。有線LANはPoE(Power over Ethernet)受電(IEEE802.3af)にも対応し、LANケーブルから電源供給が可能となっている。


 さらに、オプションのアプリ内課金(3000円)により、大量の自動録画データの中から目的の映像を探す、検索・再生機能を強化した「スマートプレイバック」機能が追加できる。



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