シャープは2月15日、BDレコーダー「AQUOSブルーレイ」に、見たい番組を声で探せる「声でラクラク操作」を搭載した新モデルを発表した。液晶テレビ「AQUOS」のリモコンやスマートフォン、スマートスピーカーを使って操作ができる。発売は3月8日から順次。
新モデルは、Ultra HDブルーレイ再生に対応した「AQUOSブルーレイ 2B-C20BT3/C10BT3」(想定税別価格:9万円前後/8万円前後)と、通常のBDレコーダー「2B-C10BT1/C20BW1/C10BW1/C10BW2/C05BW1」(同:7万円前後/7万円前後/6万円前後/6万円前後/5万円前後)の計7機種。全機種に声でラクラク操作機能を備える。
声でラクラク操作は、HDDの大容量化や自動録画機能の充実によって増えた、再生番組や録画したい番組検索に使える新機能。リモコンのボタンを何度も押すことでたどり着いていた番組検索を、声で呼びかけることによってアクセスしやすくすることがポイントだ。
音声認識に対応した液晶テレビAQUOSのリモコン、スマートフォン、スマートスピーカー「Google Home」から利用でき、レコーダーをAQUOSやスマートスピーカーと同一のネットワーク上に接続し、LAN設定することで使用が可能になる。スマートフォン用には無料の専用アプリ「AQUOSスマートスピーカーコネクト」を用意する。
「(番組名)を再生して」と呼びかけると再生できるほか、連続ドラマなど複数話録画されているものは「昨日録画した(番組名)を再生して」など、日付を指定することで番組の特定が可能。さらに「(タレント名)が出ている番組を探して」「録画したスポーツを探して」など、人名やキーワードからも番組を探せる。
録画番組も同様の形で検索できるほか、番組再生中に「最初から再生」「240分飛ばして」などの操作にも対応。単純な再生や音量調整などはリモコンを使い、複雑な部分を声で操作することで、大量に保存された番組の検索を簡略化する。
番組表画面では、スポーツや音楽など、指定したジャンルの番組だけを強調し、それ以外の番組をグレー表示にする「指定ジャンル強調」も用意。従来から採用する新作連続ドラマ自動録画機能「ドラ丸」とあわせ、録画も扱いやすくしている。
Ultra HDブルーレイ再生に対応した2B-C20BT3/C10BT3のみ、新4K衛星放送を録画したBDディスクを4Kで再生することが可能。4Kテレビと接続すれば、最適な文字表示をサポートするほか、音声専用HDMI端子も装備する。
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