楽天グループで仮想通貨取引業を運営するみんなのビットコインは、3月1日に商号を「楽天ウォレット」に変更し、コーポレートロゴも変更すると発表した。
同社は、2017年3月30日に仮想通貨交換所のサービスを開始。2017年9月7日には、仮想通貨交換業者として登録申請書を関東財務局へ提出し、現在はみなし仮想通貨交換業者として営業している。
2018年4月25日には、関東財務局より経営管理態勢の構築、マネー・ローンダリングおよび、テロ資金供与に係る管理態勢の構築、帳簿書類の管理態勢の構築、利用者保護措置に係る管理態勢の構築、システムリスク管理態勢および、外部委託先管理態勢の構築の改善を求める業務改善命令が発出された。
同社では、当該指摘事項の改善を図っており、電子帳票の不具合の修正は完了。2019年1月22日より、みなし仮想通貨交換業者として一部業務を再開していた。
商号変更により、事業のさらなる安定と拡大とともに新たな価値の提供を目指し、楽天グループでの事業強化とシナジー効果を最大化する。また、現サービスは3月31日付けで終了し、4月から新サービスを開始する予定。詳細については、後日改めて発表するとしている。
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