ダイドードリンコは2月8日、自動販売機の電力を活用してスマートフォンなどを充電できる環境を無償提供する「レンタル充電器」の実証実験を開始すると発表した。展開エリアは、東京都内の最大10カ所(神田明神、青山学院大学など)。外国人観光客が多い観光地や学生の利用頻度が高いロケーションを優先して展開するという。
同社は、自販機を通じて飲料購入する以外の新たな価値を提供したいという思いから、2015年に雨傘を無償で貸し出す「レンタルアンブレラ」、2016年にはスマートフォンを介して利用者と自販機を繋ぐサービス「Smile STAND」を展開している。
今回のレンタル充電器は、スマートフォンの急なバッテリー切れなどの際に、手軽に充電できる環境を提供する取り組み。緊急時の電話連絡や写真撮影が必要な人などをサポートし、自販機の提供できる新たな価値を創出することが目的だという。
対応の自動販売機に、充電用のUSBポート(2.4A出力の急速充電タイプ/定格出力電圧5V)を1つ用意するという。なお、充電用のケーブルは利用者自身で用意する必要がある。充電時間は5分を目安としている。
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