Microsoftが米国時間2月5日、ゲーム開発部門であるMicrosoft Studiosの名前を変更したことを明らかにした。この名称変更は、「Xbox」ブランドが「そのルーツ(コンソール機)を超えて」拡大している状況を反映したものだという。
新名称のXbox Game Studiosは、Xboxブランドをそのルーツにあるコンソール機以外のプラットフォームに展開するという同社の野心を示すものだ。Microsoftは近年、すべての自社タイトルでPC版をリリースしている。また、「Xbox Live」のサポートを「iOS」「Android」「Nintendo Switch」に広げる計画があることが、3月に開催されるゲームカンファレンスのスケジュールから明らかになっている。
News from @mattbooty: Microsoft Studios is now Xbox Game Studios. https://t.co/eha2RWfsAz pic.twitter.com/gFkH37tHxU
— Xbox (@Xbox) 2019年2月5日
Xbox Game Studiosはゲームの開発にあたる13のチームで構成されており、これらのチームが「Age of Empires」「Forza」「Gears of War」「Halo」「Minecraft」といった主要シリーズを担当していると、バイスプレジデントのMatt Booty氏はブログの投稿で説明した。
2018年のMicrosoftは、ゲームスタジオの買収にきわめて積極的だった。しかし、新たに加わったメンバーがどのようなプロジェクトに携わっているのかについて、Booty氏が秘密を漏らすことはなかった。その一部は、Xbox Oneの後継機向けのゲーム開発に関わっている可能性もある。
一方でBooty氏は、今後発売される予定の大型タイトルについては、Xbox OneおよびPC版が発表される点(加えてサブスクリプションサービスの「Xbox Game Pass」経由でもプレイ可能な点)を盛んにアピールした。これらのタイトルには「Crackdown 3」(2月15日に発売予定)「Gears 5」「Ori and the Will of the Wisps」などがある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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