インターナショナルリアルティ(LIR)は1月29日、VR内覧システム「マーターポート3Dリアリティーキャプチャープラットフォーム」を、全支店に導入したと発表した。
これは、米Matterportが提供する、3Dスキャンカメラと画像合成処理を含む配信クラウドサービスで、同社の「Matterport True3D」技術がベースとなっている。
従来のVR映像に比べ、より高度な3Dカメラ技術と画像合成処理技術を採用し、現実の室内空間の中を実際に歩いているかのような体験を、正確な距離感とともに映像で再現。ウェブサイト上での閲覧のほか、手持ちのスマートグラスを利用して、よりリアルな物件映像の閲覧も可能だ。
試験導入としてVR内覧を公開し、成約となった武蔵小杉の物件は、約1カ月で180件の閲覧があり、現地見学の2組も、事前にネット上で物件の3D画像を閲覧していたという。
本システムは現在、LIRが販売している戸建、マンションのうち、約60の物件に導入しており、今後も随時、LIRが取り扱う物件に導入していく予定だ。
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