民泊サービスのAirbnbは、出張を真剣に捉えている。
それを示すように同社は米国時間8月6日、プロフェッショナル向けサービス「Airbnb for Work」を人々がどのように利用しているかを紹介する最新情報を公開した。同サービスは最近「Airbnb for Business」から改称された。「今日の現代的な職場にAirbnbだけが提供できる独自の利点を包含する」ためだとしている。
Airbnb for Workの予約件数は2015年から2016年の間に3倍に増加し、2016年から2017年の間に再び3倍に増加したと、同社はブログに綴っている。また、「70万社弱の企業の従業員がAirbnb for Workに登録し、宿泊を予約している」とし、このうち27万5000社を超える企業がAirbnbを直接利用して出張を管理しているという。
また、仕事と娯楽を組み合わせる人もいるようだ。Airbnbによると、Airbnb for Workにおける予約の30%以上に、週末夜の宿泊が少なくとも1泊含まれており、14泊以上の長期滞在がこの1年間で増えたという。出張先として特に多いのは、ロンドン、パリ、ロサンゼルス、ニューヨークなどだという。
Airbnbの広報担当者は電子メールで、「Airbnb for Workで宿泊を予約する企業が、引き続き急速なペースで増加している」「仕事に娯楽を組み合わせたり、短期間の宿泊にAirbnbを利用したり、道中で一緒に作業できるように同僚とともに出張したりといった、出張に関する興味深い傾向も見てとれる」とコメントした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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