logo

独立・起業に関心を持つ理由は「定年後の収入不安」--ビジネスパーソンの意識調査

佐藤和也 (編集部)2019年01月20日 08時00分
  • 一覧
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 経営承継支援は、20~59歳の独立や起業に関心があるビジネスパーソン男女400名を対象として「独立・起業に関する意識調査」を実施。その結果を1月17日付で公開した。調査実施時期は、2018年12月。

 独立・起業に関心を持っている理由において、第1位となったのが「定年退職後の収入に不安がある」(39.0%)。そして「副業やパラレルワークに興味がある」(35%)、「自分の裁量で仕事がしたい」(31.8%)が続き、人生100年時代における老後の収入問題や、副業・パラレルワークなど働き方の多様化といった、今の時代を反映する結果になったとしている。

独立・起業に関心を持つ理由
独立・起業に関心を持つ理由

 独立・起業に関心を持つ理由のなかで、「経営者として事業に参画したい」を理由に挙げた人は、仕事に非常に満足している人では35.3%。一方で、仕事に全く満足していない人では、わずか12.5%と、現在の仕事への満足度によって差が出る結果に。ちなみに仕事に全く満足していない人は「自分の裁量で仕事がしたい」(41.7%)、「会社員での収入よりも多く稼ぎたい」(36.1%)、「雇用にとらわれたくない」(37.5%)と答えた割合が多かったという。

現在の仕事への満足度と、独立・起業に関心を持つ理由
現在の仕事への満足度と、独立・起業に関心を持つ理由

 個人が既存の会社を買って(M&Aで)独立・経営者になる方法について「非常に興味がある」(21.3%)、「やや興味がある」(50.3%)と、7割以上が興味ありと回答したという。その一方で、プロセスや実務について知っている人はわずか2割程度とし、個人M&Aのニーズは高まっているものの、案件探しや交渉、契約などについては、専門家によるサポートが必要と考えられると指摘する。

個人が会社をM&Aという手法への興味度
個人が会社をM&Aという手法への興味度
個人が会社をM&Aする際のプロセス・実務の認知度
個人が会社をM&Aする際のプロセス・実務の認知度

 また独立・起業に興味があるにもかかわらず、将来に向けて資金をためていると回答したのは、全世代を通して約半数にとどまった。なかには50代で2億円を貯めているとの回答もあったが、貯めている人の平均資金額は、全体が1259万円に対し、40代が最も低く918万円。中央値では、30代・40代が他の世代と比べて低い結果になったとしている。

独立・企業資金として貯めている額
独立・企業資金として貯めている額

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]