Squareが、製品エコシステムをまた新たに拡大しようとしている。同社は、事業者向けに無料の「Mastercard」デビットカード「Square Card」のサービスを開始すると発表した。Squareによると、このデビットカードによって、小規模事業者は決済を受け付けて即時に資金を利用できるようになる。また、個人の資金と店の資金の混同を防ぐことで、金銭管理の面でも事業主を支援する。
Squareのサービスの大きな柱の1つである「Instant Deposit」と異なり、Square Cardは銀行口座とひも付いておらず、引き出しはSquareアカウントの残高のみからとなる。通常の金融口座ではないため、米連邦預金保険公社(FDIC)の保護対象でもない。また、Instant Depositによって、1%の手数料で、登録済みの銀行口座にいつでも資金を移すことができる。
事業主は、「Square Dashboard」や「Square Point Of Sale」でSquare Cardのアクティビティや売り上げの記録を見ることもできるほか、店の出費と個人の出費を分けるアクセスレポーティング機能を利用することもできる。ATMでSquare Cardから資金を引き出すことも可能だ。
店の名前とロゴ、カード所有者の署名をカスタマイズすることもできる。
Squareの製品責任者であるChristina Riechers氏は、「ブランドの名刺のようなものだ。商店にとっては初めてのブランド証明書のようなものになるかもしれない」と語る。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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