日本電気(NEC)は1月17日、働き方改革を支援するモバイルワークやテレワークに向けの12.5型液軽量モバイルノートPCなど、ビジネス・教育向けPCの新製品17機種63モデルを発表した。
今回発表したのは、「VersaPro」シリーズのモバイルノートPCが3モデル(UltraLite タイプVH、VG、VB)、ビジネスノートPCが4モデル(タイプ VD、VX、VA、VE)、タブレットPCが3モデル(タイプ VS、VU、VT)、ビジネスノートPC(SOHO・中小企業向け)が2モデル(タイプVL、VF)。「Mate」シリーズのデスクトップPCが4モデル(タイプME、MB、MA、MC)とデスクトップPC(SOHO・中小企業向け)が1モデル(タイプML)の17機種63モデル。
主な特徴として、モバイルノートPC「VersaPro UltraLite タイプVH」では、キーボード下部への補強部材追加や筐体設計変更により、従来機と同じ幅約289mmの筐体に幅約280mmのワイドキーボードを搭載。文字キーの従来機比約110%の大型化(面積比)に加え、「全角/半角」「Tab」「Caps」「Shift」などの特殊キーでは、配置変更とキートップの大型化を行い、操作性と利便性を向上させた。
さらに、ACアダプタの接続ポートと兼用できるUSB Type-Cポートも新規採用した。
その他のモバイルノートPCも、性能・利便性を向上させた。13.3型タッチパネル液晶搭載で約769gの2in1モバイルノートPC「VersaPro UltraLite タイプVG」では、従来の2コアから4コアとなり処理速度が向上した第8世代インテルCore i5プロセッサを採用。
さらに、第7世代インテルCore i3プロセッサ搭載モデルも新たに追加し、ラインアップを拡充した。
12.5型液晶搭載のモバイルノートPC「VersaPro UltraLite タイプVB」では、新たにUSB Type-Cドック(オプション)を用意。外出先などからオフィスに戻りデスクワークに移行する際、PC本体と有線LAN、外付けディスプレイ、ACアダプタおよび、キーボード/マウスとの接続をUSB Type-C ドックとケーブル1本で接続でき、スムーズな業務遂行が可能となっている。
なお、全モデルに最新バージョンの「Windows 10 October 2018 Update」を導入するとともに、シンクライアントや組込PCといった特定業務向け「Windows 10 IoT Enterprise 2019 LTSC」のプリインストールに対応したモデル(2月中旬から順次出荷予定)のラインアップも拡充している。
加えて、セレクションメニューには、テレワークなど外出先でのPC利用時に覗き見されるといった不用意な情報漏洩リスクを低減する3M社製「プライバシーフィルター」や、マルウェア対策にも有効なトレンドマイクロ社製「ウィルスバスタークラウド」の選択肢を新たに追加。
幅広いセキュリティ対策ニーズへの対応を強化し、オフィスワークのみならずテレワークにおける情報セキュリティ対応に貢献することで、企業における柔軟な働き方を支援するという。
希望小売価格と出荷開始(予定)は、以下の通り。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス