増えるスパム電話に発信者認証で対処--T-Mobileが新機能を導入

Gordon Gottsegen (Special to CNET News) 翻訳校正: 矢倉美登里 吉武稔夫 (ガリレオ)2019年01月11日 10時30分

 近年、スパム電話がかなり増えている。2019年には米国のモバイル通話の約半分がスパム電話になるとすら予測されている。

 米通信大手T-Mobileは、発信者認証技術を実用化して人々がスパム電話に対処する手助けをしようとしており、米国時間1月10日、「Caller Verified」という機能を導入すると発表した。今のところ、この機能はサムスンの「Galaxy Note9」でしか利用できない。T-Mobileによれば、「年内に」さらに多くのスマートフォンに提供されるという。

 この新ツールにより、T-Mobileのネットワークは、通話が「本物で詐欺師による干渉を受けていない」と判断できたら、かかってきた電話に「Call Verified」(認証済み通話)のマークを付ける。T-Mobileによると、Call Verifiedは、米連邦通信委員会(FCC)が推奨するSTIR/SHAKEN規格を利用して、本物の通話を特定するという。

 STIR/SHAKEN規格を適用する企業としてはT-Mobileが最初のため、別のT-Mobile利用者から電話が掛かってきた場合しか「Call Verified」とは表示されない。他の通信事業者がSTIR/SHAKEN規格を採用し始めたら、Call Verifiedはネットワークの垣根を超えて利用できるようになるという。

 Caller Verifiedは、発信者番号のなりすましに対処するための取り組みだ。発信者番号のなりすましとは、詐欺師が、電話を掛けようとしている相手の市外局番および電話番号の最初の3桁が一致する電話番号を一時的に乗っ取り、知り合いからの電話かもしれないと思わせる手口を言う。

 T-Mobileは11月、過去1年半で10億件以上のスパム電話をブロックしたと発表した。

提供:SOPA Images
提供:SOPA Images

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]