GoogleのNight Sight機能は人目を引くための小細工ではなく、本当に便利な機能だ。特別な瞬間の写真が、暗い環境のせいで台無しになることほど、がっかりすることはない。
暗所での写真撮影は、ほぼ全てのスマートフォンが苦手とするタスクであり、Googleが人工知能(AI)と機械学習の魔法の調合方法を考え出して、暗所撮影が楽しみになるようにしたことは、かなりの偉業だ。
全てのスマートフォンメーカーは専門のチームを編成して、どうすればNight Sightのような機能を作り出せるかを解明し、それを自社製品に実装すべきだろう。
AppleはOnePlusと同様、物理的なミュートスイッチを採用しているが、そのことは非常に過小評価されている。物理的なミュートスイッチには、画面を呼び起こさなくても、サイレントモードが有効になっているのか、それともサウンドが有効になっているのかを瞬時に確認できるという利点がある。映画館や会議室に入るときにポケットの中でスイッチを動かし、外に出るときにスイッチを戻すといったように、簡単に切り替えができる。
ほとんどのAndroidスマートフォンでは、画面を呼び起こして、ロックを解除し、音量ボタンを数回押すか、あるいはクイック設定のドロップダウンのタイルを使用する必要がある。だが、いずれの方法でも、単純に本体側面のスイッチを動かすよりも長く時間がかかり、多くの操作が必要になる。
Appleの「ショートカット」アプリは、筆者にとって日常的になくてはならない「iOS」機能だ。確かに、「iMessage」は素晴らしいし、「FaceTime」も旅行中に重宝することが多い。
だが、ショートカットとその内部のワークフローがあることから、筆者は何らかのiOS端末を常に持ち歩いている。筆者は先頃、定期的に使用するいくつかのショートカットを米CNETのScott Stein記者と共有したのだが、その後で、繰り返しの多い作業を効率的に処理するために、いかに自分がショートカットに依存しているかに気づいた。
例えば、「Combine Screenshots」(スクリーンショットを結合)というショートカットは、筆者が毎日のように使用する機能で、「iPhone」や「iPad」の画面を数回タップするだけで複数のスクリーンショットを1つの画像に結合してくれるため、時間を大幅に節約できる。これがなければ、それらのスクリーンショットをMacにインポートして「Pixelmator」や「Photoshop」のようなプログラムを開き、キャンバスを作成してから画像を並べて、完成した画像をエクスポートするなど、より手間のかかる作業をする必要があるだろう。
筆者は同様のAndroidアプリをいくつも検索して試してみたが、どれも設計に難があり、Appleのショートカットのような総合的機能は備えていなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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