スマートフォンは落とすと画面が割れやすいため、さまざまなタイプの保護用ケースが存在する。Appleは電子デバイスを直接守る目的で、落下中に衝撃吸収ダンパーを出す技術の特許を取得した。
このAppleの特許を応用したかのようなスマートフォン用ケース「ADcase」が、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」に登場した。現在、支援を募集している。
ADcaseは、各種iPhoneに装着可能なジャケット型ケース。落下を検知すると、四隅から爪(つめ)状のダンパーをそれぞれ上下に飛び出させる。このメカニズムにより、落としても地面などにiPhoneをぶつけず、落ちたときの衝撃を爪で吸収して画面割れなどを防ぐ。
爪は4方向の上下に飛び出るため、360°どの方向から落ちてもiPhoneを守れるという。飛び出た爪はADcase内に戻すことが可能で、繰り返し使える。
ADcaseを装着したままの状態でも、Lightningケーブルに繋いでiPhoneを充電できる。さらに、Qi非対応のiPhoneをADcase経由でワイヤレス充電することも可能。
対応しているiPhoneのモデルは、iPhone X/XS/8/8 Plus/7/7 Plus/6/6 Plus。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間1月16日まで。目標金額の55万ユーロ(約7022万円)に対し、記事執筆時点(日本時間12月18日15時)で約2万ユーロ(約255万円)の資金を集めている。キャンペーン期間はあと28日ある。
ADcaseの紹介ビデオ(出典:Kickstarter)
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