オムロンは12月14日、2019年1月8日から11日まで米国ネバダ州ラスベガス市で開催される「CES 2019」において、コア技術「センシング&コントロール+Think」による最新のテクノロジーを紹介すると発表した。なお、同社は2018年に続く出展で、エリアはラスベガスコンベンションセンター サウスホール2の26002ブース。
同社の展示ブースでは、2018年のCESで発表された最新のAI技術を備えた卓球ロボット「フォルフェウス(FORPHEUS)」に新たな能力を搭載した、第5世代「フォルフェウス」を世界に初めて披露する。
フォルフェウスは、同社が目指す「人と機械の融和」を実現するコア技術「センシング&コントロール+Think」の進化を紹介するロボット。最新のAIや、ロボティクス、センシング&コントロールを搭載し、対戦相手を深く理解してひとりひとりに最適な支援を行うことで、人の能力や創造性が引き出せるという。
なお、第5世代モデルでは、AIによるコーチング能力を強化し、対戦相手の動きや返球を予測する新たなビジョンシステムを備えたほか、自らトップスピンやバックスピンをかけられるよう「肘と手首」の動きを進化させ、卓球の技能を大幅に向上。卓球選手への指導をも可能にしているという。
さらに、コア技術を使って再現した「近未来のモノづくり現場」コーナーでは、フォルフェウス」構成する最新技術がモノづくりの現場において、いかに生産性や品質を高め、作業者の安全を向上させるとともに、能力の強化を支援するかを紹介。「近未来のモノづくり現場」におけるモノづくりの一連の作業が体験できるようになっている。
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