スペースマーケットは12月13日、JTBと資本業務提携を締結したと発表した。法人向けMICE支援および全国の遊休スペース活用で、需要拡大と地方創生への貢献を目指す。
スペースマーケットは、あらゆるスペースの時間貸しプラットフォーム「スペースマーケット」を運営。法人による利用は、イベント・パーティー・会議・オフサイトミーティング・撮影・ポップアップショップなど多岐にわたる。
一方のJTBでは、日本全国の企業へのMICE支援におけるニーズが多様化し、オフサイトミーティングや社内イベントなどを、ユニークなスペースで実施したいというケースが増えているという。
今回の提携により、スペースマーケットのプラットフォームに掲載されている、1万件を超えるレンタルスペースの中から、JTBが顧客の目的やニーズに適したスペースを提案することで、イベントの満足度向上を図る。
また、JTBグループは、人流、物流、商流の創出により、社会課題解決と地方創生に貢献する地域交流事業に取り組んでおり、多くの地域に対して、さまざまなプログラムやソリューションを提供している。
今回、スペースマーケットの時間貸しスキームを活用することで、日本全国の遊休スペースの活用を促進し、短時間のイベントや会議での利用機会を創出。新たな交流人口や経済循環を生み出し、地域の課題解決となるよう取り組むとしている。
MICEは、Meeting(会議・研修)、Incentive(招待旅行、travel, tour)、Conference(国際会議・学術会議)またはConvention、Exhibition(展示会)のこと。
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